波導は我にあり

構築記事やポケモンの考察のメモなど

【シーズン17】最高&最終2104達成 大正義ガルガブアロー 

 

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どうも しいくと申します。様々な思いが交錯し、波乱のシーズンとなったシーズン17でしたが僕としてはORASで目標にしていたレート2100を達成することができとて嬉しく思います。(2104で167位)

最終日は2000ロムが2つとも溶け闇落ちしそうになり、構築もころころ変えていましたが最終的に自分が一番思い入れのあるガルガブアローに落ち着きました。よく見たら前期結果出してる某氏と並びが同じでしたね。また、今期のはじめはマンダ軸が多くそれを対策しようと思い構築を組んでいましたが最終日の3日前くらいには結局ガル入りに収束したかのようにマンダ軸には当たらなかったので構築を変更、すると最終日には一定数マンダ軸とマッチングしたりと完全に振り回されたシーズンでもありました;

それはさておき、僕を2100まで連れてきてくれたポケモンたちの紹介に入りたいと思います。

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ガルーラ@ガルーラナイト

性格:意地っ張り

実数値:197(132)-191(236)-135(116)-×-121(4)-123(20)

グロウパンチ ひみつのちから ほのおのパンチ ふいうち

普通のABガルーラ。認知度も高いため特筆することはないが、この構築で1番活躍してくれた唯一のメガ枠でありエース。昔は無邪気ACSの猫捨て身冷ビ地震を使っていたが、現環境で冷ビガルは刺さってないのではないかと思い最速個体の採用を捨て対応範囲が広がるABの秘密型を採用した。

 

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ガブリアス@気合の襷

性格:陽気

実数値:183-182(252)-115(4)-×-105-169(252)

逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞

積みエース兼ストッパー。的外れな推測かもしれないが、今期はガルーラ入りにギルガルドヒードラン、またジバコイルなどの鋼枠の採用が多かったように感じたためスカーフ等の持ち物は立ち回りを窮屈にさせると思い自由に動けて行動保障もつく気合の襷採用に至った。実際にこだわりを捨てた恩恵が得られる試合が多く、正解だったと思う。

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ファイアロー@鋭い嘴

性格:意地っ張り

実数値:175(172)-146(252)-91-×-89-157(84)

ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 羽休め

Aを全振りし、Sを最速90族抜きまでに抑えて残りをHPに振り分けた調整。以前は剣舞フレドラで図太いボルトロスを落とすために命の珠を持たせていたが、後述のゲッコウガに取られているために鋭い嘴を採用した。バトル終盤での抜き性能が非常に高く、相手のファイアローより遅い可能性が高い以外にはいい調整だと思っている。優先度って偉大ですね。

 

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ボルトロス@オボンの実

性格:図太い

実数値:184(236)-x-132(240)-145-101(4)-135(28) 

10万ボルト めざ氷 電磁波 †威張る†

僕がボルトロスの中で一番強いと思っている図太いボルトロス。10万めざ氷電磁波は確定として、基本ボルトロスには1枠の空きが存在する。そこに組み込む技としてマンダマンムーに対応できる草結びや気合玉、崩しも行える悪だくみなどが挙げられるが草結びと気合玉は火力が足りず、交代読みを積極的に行う立ち回りが必要になるため採用には至らなかった。悪だくみは相手の裏にボルトに強いポケモンがいた場合引かざるをえなくなるために不採用。では、何を入れるか。そう†威張る†である。決してケア無しにガルーラに威張ったりすることはなかったが、よく起こるボルトロス対面、毒ボルトでない限り相手は悪だくみや10万ボルトを打ってくるであろう。そこで威張るを打つことにより自傷ダメと10万ボルトで削りを入れ体感9割ほどの確率でガルーラの猫だましや不意打ちを耐える体力を残し突破することができるようになった。運ゲーと言われればそこまでですが特殊に威張るのは許してください;;

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ゲッコウガ@命の珠

性格:無邪気

実数値:147-147(252)-87-124(4)-81-191(252)

れいとうビーム 悪の波動 けたぐり ダストシュート

現環境では地雷寄りな技構成だと思っている。以前は信用可能ゲッコウガにしていたが、環境にマリルリニンフィアが一定数いることから最近では全く見ないダストゲッコウガが刺さるのではないかと思い採用。実際にニンフィアとの対面で裏に引かれることは1度もなく、ダストシュートで処理できたのでこの技の採用は正解だった。警戒されない技ほど強いものはないかもしれない。また、久しぶりの採用だったがASガルを飛ばせるけたぐりも強かった。

 

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モロバレルゴツゴツメット

性格:図太い

実数値:219(236)-x-134(252)-105-103(20)-50

ギガドレイン ヘドロ爆弾 イカサマ キノコのほうし

調整はでんそんさんのものを拝借した。2000帯でちょくちょく見かけるクチート入りに強かったり、ガルガル対面の引き先になったりと活躍してくれた。光合成を切っているためラス1になって再生力が発動できずHPが回復できないところは弱く感じ、そのためのHP管理も必要なポケモンだった。ギガドレの火力低すぎて抜いても問題ないようにも感じるが結局このまま使っていた。後攻ほうしが強くガルーラのグロウパンチやガブアローの剣舞の起点つくりもでき、優秀なポケモンだった。

 

★2000帯ではパーティを変えまくっていたので、それも簡単に紹介します。

 

 

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ヘラクレセとガルガブアローを組み合わせたもの。アローの追い風とクレセのトリルでSを操作しヘラ、鉢巻きガブ等の高火力ポケモンを通していく。過去にエイスケさんが使っていた構築のギルガルドの部分をアローの一貫を消すためにボルトロスに変更したものであり、完成度は高かった。

 

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害悪パ。このパーティのボルトは穏やかが主流だが上記で紹介したボルトロスを採用しておりガブリアス等のポケモンを威張らずに倒せる。このパーティでの勝率は高く、案外気に入ってる構築ではあるのだがなにしろ相手のヘイトを集めるため終盤に使うのはお勧めできない。

 

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メガフーディン軸。1から組んでいたはずなのにいつの間にか過去のライカさんの構築と酷似していたのはとても面白かった。ミミロップのところもライカさんの場合ブラッキーだったが採用意図は同じでこの構築の完成度は高かったと思う。しかし、フーディンという特殊なポケモンを最終日3日前から使い始めるには無理があり、時々ボロがでてしまい勝てる試合を落としたりと安定はしないパーティだった。ガルスタンに対しての勝率は9割を超えていたため極めれば強かったと思うが何しろ時間が足りなかった。

 

このように様々なパーティを使っていたが、完全に信用できて煮詰められた構築がなかったということになりそれに関してはとても悔やまれる。サンムーンでは新要素や様々なポケモンが追加されるためそこではちゃんとした構築を作りたいと思いました。

色々あったORASでしたが、初期に2000達成、S15に更新し2007、S16にはさらに更新して2043、そして最終シーズンのS17に初2100となる2104を達成でき、順調に最高レートを更新してきました。サンムーンでは2150、2200といった結果を出していければなと思っています。長くなりましたが、ここまで見てくださった方はありがとうございます!それでは、サンムーンでまた会いましょう!!!

 

 

 

 

 

 

【単体考察】 †似非メガゲンガー†

どうも、しいくと申します。

今回はこれからの時代を切り開くかもしれない()新しい型のゲンガーの考察&使用感を書いていこうと思います。

 

 

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ゲンガー(NN:メガゲンガー)

 

性格:おくびょう 特性:ふゆう 持ち物ナモのみ

 

実数値:159(188)×-88(64)-151(4)-96(4)-178(252)

 

技構成きあいだま(自由枠) くろいまなざし ほろびのうた みちづれ

 

技構成から分かる通り、見慣れない技が入ってますね?

そう、この『くろいまなざし』こそ今回のキモです。

まずこの型を採用する経緯を説明すると、僕の対戦での理想の立ち回りが相手のメガガルーラ等のメガポケとこちらの非メガポケで1.1交換に持ち込み、こちらのメガポケ(主にメガガルーラ)で残りの2体を倒すというものだと考え、相手のメガガルーラと相打ちにできつつそれを警戒させずにすんなり構築に入ってくるポケモンを考えたところこいつが挙がってきたということです。

本来のゲンガーの動きとしてメガ進化をして相手のガルーラと相打ちになる光景をよく見かけますが、そこでこちらのメガポケも失うのはもったいないと欲張りな僕が考えた結果、逃がさずにほぼ確実に処理するためにメガゲンには死に技だったくろいまなざしを採用することにしました。

しかし、くろいまなざしを打つにあたって相手のガルーラの攻撃を1回は耐えなければいけません。最近のガルーラはメガゲンを処理するためのかみくだくを持ってることが多く、それを耐えることのできるナモのみを持たせることにしました。

また、メガ前の意地ガルーラの素ねこ&すてみはさすがに受かりませんが、素ねこ&ひみつなら耐えるようになってます。

レート等で回してみた結果、ガルーラは初手にかみくだくや冷凍パンチを打ってくれることが多く安定してくろいまなざしが打たので意外と刺さるなと感じました。

あとはくろまなでキャッチさえすれば、メガゲンガーと同じくみちづれや滅びを絡めて1.1交換ができるようになります。ガルーラだけにとどまらず、受けループやサイクル系統のパーティにもこいつのくろまなでサイクルカットができ、1.1交換を狙えるところが強いと感じました。

最後は攻撃技について、最初は無難にシャドーボールを使用していたのですが構築上ゲッコウガが重く、レートで回していたらかみくだく対策の副産物として悪の波動を耐えることができたので、仮に対面しても『外さなければ』C4振りきあいだまで確定1発にできることが分かり採用しました。構築上ある程度ゲッコウガに強いポケモンがいれば普通にシャドーボールでいいと思います。

 

ここまでいろいろ書いてきましたが、このポケモンは上手く使えば試合をとても有利に進められる性能はあるので是非使ってみてはいかがでしょうか?

 

以上で今回の考察はおわりです。長文になりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!